リセットの習慣
この本では
普段の生活におけるリセット術を紹介してくれています。
この記事を読めば、
負のスパイラル的なもやもやをリセットする方法を知り、
自分自身の状態をうまく整えることができるようになるでしょう。
週1でリセットデーを作る
1週間のうち1日をリセットデーに設定し,そこでいったん自分をリセットしましょう。何かリフレッシュできることをすればいいのです。例えば仕事終わりにまっすぐ帰宅せず1杯飲むとか、そんな感じです。
このように、週に1回リセットデーを作ることによって
自分のコンディションを一旦整えるわけです。
月曜から金曜まで働いている一般会社員スタイルなら
木曜日がお勧めだとこの本では書かれています。
月曜から金曜まで働いていると
水曜日までは何とか頑張れますが、
木曜日になってくるとだんだん疲れが溜まってきませんか?
実は自律神経の調査でも
「木曜日が一番数値が悪くなる」
という結果が出ています。
木曜日になると、
肉体的にも精神的にもコンディションが落ちてきます。ここで一発リセットデーを設定して
コンディションを回復させるのがベストなわけです。このように週に一回リセットデーを設けることで生活にリズム感ができ、心身のコンディションを整えやすくなります。
先延ばしを止める
先延ばしにしていること、思い当たることありませんか?面倒くさくなり、今、動くことをせず先延ばしにすることが習慣になってしまった人も多いでしょう。ですが、人は動かなければ動かないほど、どんどん身動きが取れなくなります。だからこそ、面倒くさいを言い訳にする先延ばしマインドを止めてとりあえず行動してみるを目標にしてみるといいでしょう。
ここでのポイントは、何でもいいから「行動する」です。映画を見に行く。気になってるお店に行ってみる。とりあえず近所に散歩に出かける。何でもいいです。まずは、小さくていいから行動を起こしてみることが大事です。動き出すと、どんどん動けるようになっていきます
動きを意識的にゆっくりにする
人の動きは、イライラしているときほど、速く、雑になっていきがちです。バタンと大きな音を立てて扉を閉めたり、階段を上ったりするのもドスドスドスと雑になります。これは紛れもなく自律神経が乱れまくっている状態です。人間の体には、「手」「足」「口」のように自分で動かせる部分と「臓器」「血管」のように自分では動かせない部分があります。自分では動かせない部分の働きを司っているのが自律神経です。普段生きている以上、自律神経が乱れることは誰にでも起こりうることです。問題は、こうして動きが必要以上にせわしなくなったり乱暴になったりすることでさらに自律神経のバランスを崩し、コンディションを悪化させている。という点です。
イライラしたり、忙しい時ほど全ての動きをすることを意識してみてください。極端なくらいゆっくり丁寧でいいです。例えばトイレに行って手を洗う時普段は無意識にやっている行為を一つ一つの行動を丁寧にすることを意識してゆっくり時間をかけて丁寧に石鹸で手を洗い、十分に水気を落としてハンカチで手を拭く、そのハンカチも丁寧にたたみなおしてポケットに入れる、こうやって、一つ一つの動作をゆっくりにすることを意識すれば確実に自律神経は整っていきます。だからこそ、「少し気分がせかせかしているな」と思った時は、一つ一つの動作を丁寧にしてみたり歩く速度を緩めてみるといいでしょう。
やることやらないことを決める
「迷いをなくす」という方法について紹介します。「どうしよう」「失敗しちゃうかも」
なんて考えていると心拍数はどんどん上がり、パフォーマンスが下がるのは当然です。このように、あれこれ迷うことを避けるために緊張する場面ほど「これをやる」「これはやらない」と決めておくことが肝心です。しっかり決めておけば迷うことはありません。すると頭がクリアになって本番になっても落ち着いていられるし、集中力も高まってきます。まずはその迷いをなくすところから始めましょう。
嫌なことほど早く結論を出す
「嫌な事」というのは、どうしても起こるものです。そして、「嫌な事」を放置している状態は、実は自律神経にとって非常に良くないのです。気になっている時点で自律神経は,すでに乱れています。そんな時、血流は悪くなり、体のコンディション悪化し感情的にもかなり揺さぶられやすい状態になっています。
余裕をもってスケジュールを組む
時間が空いていると,そこに色々と予定を詰め込みがちです 。確かに仕事をこなすというのは大事なことですが、「コンディション良く仕事をするためにどんな時間管理をすればいいか」という視点を忘れてはいけません。スケジュールをいっぱいいっぱいまで入れてしまうと余裕がなくなって、気持ちもせかせかしてきます。結果としてパフォーマンスが下がってしまうことになり万全な状態で仕事ができなくなるだけでなく明日の準備が終わらなくなったり、1日の中でリフレッシュをする時間が取れなくなってしまいます。「どれくらいの仕事量であれば、コンディション良く働けるか」ということを理解し、それを基準にして
スケジュールを組み立てるようにするといいでしょう。
楽しい予定を入れる
皆さんは、1日の中に自由な時間はどれくらいありますか?
平日は仕事と寝ることのみ、自由な時間は週末にまとめてでいい、という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、仕事中心であっても自分の自由な時間はぜひ確保したいものです。なのでワクワクする時間を先に入れることです。実は気分と自律神経というのは、密接に関係しています。ワクワクする予定が入っていると当日はもちろん、当日を迎えるまでの毎日の希望も変わってきます。自律神経も整い勝手に心身のコンディションも良くなってきます。
大事なのはこういう予定を定期的に入れておくことです。漫然と日々を過ごしているとどうしても心身ともに悪い流れから抜け出せなくなってしまいます。
悩み続けていたり、気になる状態が続いてしまうと、それだけで自律神経は、乱れてくるものなのです。そこで大事になってくるのは、そういった悪い流れを一旦リセットするかとです。一旦断ち切って新しい流れを作ることができれば、コンディション良く日々を過ごすことができるようになるでしょう。そのためにも、今回伝えたリセット術を使って快適な毎日を送ってみてください。