自己啓発

本の内容を覚えるには

本の内容を覚えることができない。

本を読んでも、
3歩歩いたら内容を忘れてしまっていました。
面白かった、いい内容だったな、
というくらいのことしか覚えてないんです。

なので、すぐ出来る
読んだ本の内容を覚える方法をまとめました。

メタ認知で本の内容を覚える

「メタ認知」によって記憶力を鍛え、本の内容を覚える、という方法です。
メタ認知とは、「自分の思考、理解を自分で把握する」能力で、
このメタ認知が低いと、「何がわからないかもわからない」状態になり、
理解力も低く、記憶にも残りにくいとされています。


目次から予想する
人の脳には、見たもの、聞いたものの中から
意味のある情報が優先して記憶に残ります。
奇抜なファッションの人を見たときや、
驚いたこと、腹が立った会話など感情を伴ったことって
思い出しますよね。
これは、予想に反したことや感情が動かされたことが記憶に残り、
それ以外の重要でないと脳が認識したことは忘れるようになっているからです。


章ごとに自分の言葉で要約する。
印象的だった部分、自分にとって意外だった部分も含め、
感情も入れて自分の言葉で要約してみてください。
人は、他人の話、経験を聞いても忘れやすいですが、
自分の経験が関わっていることについては忘れにくくなっています。
受け身で得た情報はすぐ忘れてしまいますが、
情報に対し、能動的に自分が関わると、記憶は非常に残りやすくなるのです。
音読することが、記憶力を鍛えることにつながるというのもこのためです。


自分に対する質問
インプットだけではなく、アウトプットが重要です。
で、実際に何をすればよいのかというと、
次の質問を自分に問いかけてみてください。
 ・この本は何を問題として投げかけているのか?
 ・本を読んでわかった重要な事は何か?
 ・本の内容で実践したいものは何か?


視覚化
記憶力に自信のない人でも、
ビジネス書などの専門書よりは、小説や映画などの本の内容の方が、
覚えていられるという人も多いと思います。
これは、小説などはストーリーになっているため、
本の内容のシーンをイメージしやすく、記憶に残りやすくなるためです。
なので、ビジネス書などの専門書もイメージする癖を持ちましょう。

調べた結果、どの方法にも共通しているのが、
自分の思考、理解を客観的に把握するという
メタ認知を意識して、記憶力を鍛えるということでした。

今回の内容で重要なのは、
いかに覚えてるかが大事なのではなく、
思い出すという作業(アウトプット)により
記憶力を鍛えることに繋がるのだということです。

本で得た知識を人に教えるというのも、立派なアウトプットとなります。
ぜひ実践してみてください!