自己啓発

やる気向上!脳内麻薬の作り方をご説明します!

人の脳内では、ごく自然に“脳内麻薬”と呼ばれるホルモンが分泌される事をご存知でしょうか。
このホルモンは種類がいくつかあり、中にはモルヒネの6、5倍もの鎮静効果のあるホルモンもあるのです。
そして、こんなに凄い効果のある麻薬を、実は体に悪影響を及ばさずに経験できる方法があります。

脳内麻薬とは

それでは、まず脳内麻薬とは何かをご紹介しましょう。
人間の脳は、喜怒哀楽の感情を司る視床下部からその時の感情にあわせたホルモンが分泌されます。
「不愉快だな」と感じた場合、脳や体の活動を停滞させるようなホルモンを分泌します。
気持ちが低下すると、歩く速度が遅くなったり、体が重く感じるのはそのせいなのです。
反対に「気持ち良い、楽しい!」と感じると脳内に快感ホルモンが分泌されます。
この中でも特に“脳内麻薬”と呼ばれるホルモンがエンドルフィンです。
他にもドーパミンやセロトミンと呼ばれるホルモンもあります。

エンドルフィンの効能

脳下垂体前葉ホルモンの一つ、エンドルフィンはモルヒネの6、5倍もの効果がある物質です。
βーリポトロピンが分解されてできた産物ですが、「内因性アヘン物質」とも呼ばれています。
これはまさに快感を体内に呼び覚ます麻薬です。体内で作られる脳内モルヒネなのです。
エンドルフィンには痛みや辛さを減少させて、陶酔させる効果があります。

どうやって脳内麻薬を作るのか?

ステーキやケーキなどの高カロリーの食べ物を食べる

俗に「ほっぺたが落ちそう♡」になる感情を、誰でも味わった事があるはずです。
銀座にある高級レストランのディナーや
フランスの一流のパティシエによって作られたケーキなど、まさにその対象ですよね。

40度以上の熱さのお湯につかる

サウナや熱いお風呂に入った後は、「は~!」と感じ、
気分がスッキリするのは誰でも経験があるのではないでしょうか。
熱いお湯は、一瞬皮膚に「痛み」を伝達します。
するとその痛みを和らげようとして、脳が快感物質βーエンドルフィンを分泌されるため
熱いお湯が快感として感じられるのです。

クラニオセイクラルセラピー

頭蓋骨をマッサージする事で脳の緊張を解いてストレスを軽減します。
すると快感を感じる脳内物質セロトニンが分泌され、
うっとりするような気持ちよさが得られると言われています。
これは瞑想や宗教上の行為の一貫としても用いられる方法です。

音楽を聴く

韓国では脳内麻薬を分泌させる事を目的とした音楽が発売され、
その効果の危険性から発売が禁止されています。
自分が好きな音楽をゆったりとした気分で聴く事は、
脳をリラックしさせて疲れた気分を癒します。
しかしむりやり脳内麻薬を分泌させようとする音楽は、
人によっては逆に疲労感や頭痛を併発する危険性が報じられています。

α波(アルファ波)を出して脳内麻薬を作り出せ!!

α波(アルファ波)がでると・・・
脳が休まる、注意力、集中力、記憶力、創造性
などの多くの脳機能を高めてくれます。
α波(アルファ波)は「癒しの時間」を持つことで出やすくなります。
ではどのような状態がでやすいかというと
好きな音楽を聴いている時、自然の音(雨や川の流れる音)、大好きな食べ物を食べている時。
風が心地よい時、アロマの香りをかいだ時、目を閉じてリラックスしている時
1つに集中している時、ヨガや座禅している時
簡単にいいますと、「リラクッス」できる時間をもつとα波(アルファ波)が出やすくなります。

感謝とエンドルフィン

感謝すると『エンドルフィン』が分泌されます。
なぜなら
人は人に「協力」したり「お願い」されたりすると「幸福感」を得られるからです。
人は人に「協力」したり「お願い」されて「感謝」されることを、人間の本質として望んでいることがわかった。
それは、感謝されると『エンドルフィン』が分泌されるからです。
そして出した脳内麻薬は感謝して使いましょう。

失敗、挫折に感謝すると

「失敗に感謝」できるようになると「自分自身のストレスに負けない強い人」になれます。
「感謝」することで『エンドルフィン』が分泌され、「精神的ストレス」を沈静化されます。
チャレンジしていて失敗しても「失敗という経験ができてよかった」とか
「失敗の積み重ねがあったから今成功できたんだ」とか
失敗に感謝できるようになったら
失敗して落ち込んでいる時に「ノルアドレナリン」が分泌されていても
『エンドルフィン』が分泌されれば、
シナプスの電気信号の通りがよくなり、結果として
「記憶力」や「学習能力」の効率が高まります。
そして、ストレスの沈静化をおこない、
自己免疫力が高まり次に向けって頑張ることができるのです。

アドラー心理学

アドラー心理学で「感謝は自分や相手に勇気づけをする」とあります。
脳内物質の観点からみてもそれと全く同じような結果がみられました。
失敗しても自分を褒めてあげてください。そしてその失敗に感謝してください。
それができるようになれたら、成功はもうすぐです。

タバコ、ギャンブル、酒

タバコ、ギャンブル、酒なんかも脳内麻薬が分泌されて
依存症に陥る可能性があります。
適量ならストレス発散になるかと思いますが、
やりすぎには注意が必要です。
くれぐれも間違えた使い方をしないようにしましょう。