「負けない心の作り方を知りたい!」
その答えは、強い心を持っている人物をモデリングすることが、最も確実で早い方法です。幸い、成功者たちは「名言」という形で、心を強くする方法を明かしています。負けない心の作り方を一緒に入手していきましょう。
1年後の目標を明確にする
一年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。
私たちは目標をすぐに忘れ、日常のぬるま湯に甘んじます。しかし、強い心を持って目標を達成する人は、常に目標を明確化する工夫をしています。
具体的には「1年後に達成したいこと」を紙に書き出し、1日の始まりと終わりにインプットする方法がそうです。
1年後の目標を目に入れると、今月はここまでの距離を進まないといけない。今月が残り2週間しかないのなら、2週間にここまでの作業を終えないと目標達成に至らない・・・
このように、1年後の目標を毎日インプットすることで、やるべきことのタイムリミットが鮮明になり「危機感」が得られます。これは、目標達成の行動モチベーションになります。
目標を実現するための「戦略と戦術」を立てる
成功へ向けた具体的な道筋が見えたとき、それはもう成功に等しい。
目標が明確になれば、次はゴールにたどり着くまでの「方法」をデザインすることが重要です。これは、ビジネス用語で言うところの「戦略と戦術」です。
戦略と戦術の違いはこうです。戦略とは「What(何をすれば良いのか?)」です。具体的に言うと、目標までの「道のり」のデザインです。
そして、戦術とは「How(どうやってするか?)」であり、戦略で設定した道のりをどのように歩み、無事にゴールまで到達するか、具体的な「手段」のデザインになります。
自分で戦略と戦術を作るのが難しい場合は、あなたが手にしたい目標を、すでに達成している人物の行動を「戦略と戦術」の観点から分析し、自分の行動に落とし込みましょう。
また、目標までの歩み方が明確になれば、モチベーションが高まるばかりか、精神的にも楽になります。つまり「負けない心」につながります。
どんな状況でも「ポジティブイメージ」を心がける
勝負を決めるのは準備。なかでも「気持ちの準備」以上のものはないと思う。
結果を出して大言を吐くのは普通、結果を出す前に、結果を出す自分が想像できるから大言を吐ける。
負けない心とは、言い換えれば「自信」です。そして、自信とは「イメージ」によって育まれます。人間の行動は、イメージに支配されているのを、あなたは知っていますか?
その証拠に、ポジティブなイメージをすると気分が良くなり、表情、立ち振る舞い、行動がポジティブになるのは、誰もが経験済みのはず。もちろん、逆もまたしかり。
つまり、私たちが手にする結果とは、行動の前に、イメージによって決定されているということです。
あなたが脳内でネガティブなイメージをするほど、ポジティブな行動は取りにくくなり、イメージ通りの「ネガティブな結果」に近づきます。つまり、あなたが望んだ通りになります。
だからこそ、ネガティブなイメージは糞の役にも立たないことに早く気づき、どんな最悪の状況であっても「ポジティブなイメージ」を、強制的に行う癖をつけるべきなのです。
セルフイメージを高めるトレーニングをする
未来は誰にも分からない中で、どれだけ自分を信じてやれるか!です。
自分が自身をどんな人間だと思っているのか?を指針に作られます。ここに正解や不正解はなく、あなた自身が「そうだ」と確信したものが、セルフイメージとして定着します。
例えば、現状が貧しくても「自分は億万長者だ」という確信が持てれば、それがセルフイメージになります。そして、本人は億万長者だと思っているため、当然ながら「億万長者の立ち振る舞い」をします。
また、億万長者のセルフイメージを持てる人は、貧しい現状に居心地の悪さを感じ、金持ちになるための、あらゆる行動を取ります。結果、本当に億万長者になってしまうのです。
しかし、大半の人は、実際に起こっていないことに「強い確信」が持てないもの。
貧しい現状が目の前にある中で「私は億万長者だ」と心から思える人は僅か。貧乏を実体験しているわけですから「私は貧乏」というセルフイメージを選ぶ人がほとんどなのです。
そこで今から、あなたが望む「理想のセルフイメージ」を作るテクニックをお教えします。
あなたが望むセルフイメージに変える方法
まず、あなたが心の底から「なりたい」と思う、憧れの存在を選びましょう。そして、その人物を「未来の自分」だと定義します。憧れの人物を「あなたの予告編」だと捉えるのです。
次に、現状のあなたを鏡で見て、未来で大活躍中する理想の自分とのギャップを味わいます。そして、足りない部分を認め、それを埋めるために何をすべきかを常に意識します。
小さなことからでOK。ギャップを一つずつ埋めていけば、理想の自分に少しずつ近づいている「確信」が持てるようになります。これが、あなたのセルフイメージを高める効果的なステップです。
続けて「アファーメーション」も有効です。
アファーメーションとは、言葉の力を使って、自分のセルフイメージを変えるテクニックです。
未来に活躍している自分に当てはまる「言葉」を繰り返し唱え、セルフイメージの書き換えを行います。例えば「私は年収1億円を稼いでいる」「私はスーパースターだ」などの言葉を唱えるのです。
ポイントは「否定言葉」を使わないこと。そして「断言言葉」を使うこと。「私は○○である」という風に、すでに実現したかのごとく唱えるのが効果的です。
最初は、恥ずかしく居心地の悪さを感じるはずです。
しかし、何度も繰り返し唱えていると、それを自然に受け入れられる自分になっていきます。
これは、セルフイメージが書き換わっている兆候です。
この行動で、誰でもセルフイメージを変えることは可能です。
夢実現に大切なのは才能ではなく「執着」である
負けない心を持ち、目標達成まで突き進める人とは、心が強いわけではなく「執着が強い」と理解してください。
この世の中には、天才的な才能があったにも関わらず、そのことに興味がなく、執着が持てず、大成しなかった人は大勢いることが予想されます。
そして、生まれつき才能を持っていた彼らに代わり、才能はなくても、強い執着を持った人が「成功者」として君臨しているのです。
誰でも、最初はプロではなく素人からのスタート。そして、素人とプロの違いとは執着心の違いだけ。結果を徹底的に追求できる「執念のエネルギー」を持つ人が、プロになっているだけです。
どんなことでも、大きな成果を出すには「泥臭い作業」を積み重ねる必要があります。そのためには、執着心が必須であり、成功者の絶対条件である「継続力」につながります。
もし、あなたが夢に対して執念心が持てないのなら、その夢は、あなたが本当に達成したい夢ではないかも知れません。
もう一度、自分の内面に向き合い、本当にやりたいことを見つけるワークをおすすめします。
PDCAサイクル
ゴールまでの計画(Plan)を立て、実行(Do)に移し、結果を分析(Check)し、改善する(Action)という行動を繰り返す方法です。
企業などで取り入れられている方法ですが、自分の為にも使いましょう。
私たちは、画像、動画から結果ばかりを追い求めてしまいますが、自分のあり方を省みることこそ、成功への近道なのかも知れません。